2009年10月
TFカイル 麦 のヘッドをデフォルトより取り外しやすくするため、
ペットボトルの蓋を改造したSカン受けパーツの自作レポートです。


カスタム初心者である自分のための覚書的な要素が強いです。
※ヘッドのついていないボディやヘッド内部の写真があります。苦手な方はご注意ください。






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::: 道具紹介 :::

・ダイヤモンドヤスリ …ダイソーにて315円でした。平・丸・三角 三種類入ってケース付き。
・ラジオペンチ
・Sカン …東急ハンズにて6個入りで210円。商品名は「Sフック」でした。
・デザインナイフ
・輪ゴム
・ペットボトルのフタ




::: 各パーツの加工 :::

左:購入したSカン / 右:デフォルトのSカン
デフォルトと幅はそこまで劇的には変わりません。
ちょっとそれが気になったので、ペンチで幅を縮めちゃいました。





力を込めて…ぐぐぐぐぐぐ
バ チ ン !!ってなんないか正直怖かったです。笑





左:ペンチで縮めたSカン / 真ん中:縮める前のSカン / 右:デフォルトのSカン
大分縮まりました!
あんまり縮めすぎると、ゴムが通らなくなってしまうので
最低限の開きはあけておかないとマズイです。
縮める理由は、この後 TF のヘッドパーツをヤスリでゴリゴリ削るのですが
その削る幅をなるべく小さくしたいためです。
ボークスに売ってるMSD組立キットに入っているSカンは真ん中のものと多分同一なので
縮めないと使えない、という事はないと思います…多分?
試した訳ではないので、分からないのです。




さて、次はペットボトルのフタに手を加えていきます。



大体5mmくらいの高さにします。
デザインナイフでサク、サクとちょっとずつ切っていきます。
ぐっと押すとスッと入っていきます…デザインナイフすごすぎ
勢いあまると、手スパーン!の洗礼に合いますので慎重に…
やりながら結構線が曲がってしまいましたが、あまり気にしません!爽





大分ひらべったくなりました。
Sカンの幅に合わせて、大体のガイドを書きます。
切り口は結構綺麗だったのでやすりませんでしたが、
ちょっとガタついてるようだったら整えておいた方がいいかもしれません。





サク…サク…と地道に長方形の穴を開けます。
下に分厚い新聞紙とか、敷いておいた方が無難です。





ゴムが通る分の幅も開けます。




続けて、ついにヘッドに加工を施します…



Sカンの幅に合わせてガイドを書きます。
見えないところなので思いっきりシャーペンでガイド書いてます。





ガイドに合わせて、丸棒ヤスリでゴリゴリ!
要はSカンが楽に通るようなスリットが開けばいいのです。
実際に縮めたSカンを通してみたりしながら調整します。
丸棒ヤスリで大体のスリットの幅を削ったら
平棒ヤスリでスリットを広げたり、スリット全体を整えたりしました。





スリットが開きました!
ヘッドに手を加えるのって、ものっそい勇気がいりましたが…
あるポイントから遠慮なくガシガシいけました。
案ずるより産むが易しってやつでしょうか…


ところでこの画像で見ると、うちのカイルは真ん中より
ちょっと左寄りに唇があるみたいです。新発見。
顔全体が若干左寄りなのかなぁ…
カイルってみんなこうなのか、急に気になってきました。笑




::: 組み立てる :::

縮めたSカンをボディにとりつけます。
この時気をつけないとゴムがしゅるるるるるる!と光の速さで体の中に吸い込まれます!
そうなると組立てなおしなので、ここは慎重に…
あ、Sカンの向きが画像のままだと顔が真横に向く事になって怖いので、
90度回しておいてください。笑


さて、早速とりつけてみます!
ヘッド、自作Sカン受けの順でSカンに通します。
そしてSカンをぐ!っとひっぱり、90度回転させ、そっと下ろします。





とりつけてみたところ。
固定もイイカンジデース!


ただ一つ難点が。画像のように、ペットボトルのフタがアイに干渉してしまってます。
こういう形の16mmのアイだと多分同じ現象に陥ってしまうと思います。
瞳パテにもかなり食い込んでいるので、アイが浮きやすくなってしまうかも。
しょうがないのでパテの量を増やしたり、半ドームのアイを使うなどして対応しました。





次にヘッドのフタをとりつけにかかります。
まず輪ゴムですが、普通のままだと長すぎるので、真ん中で結んじゃいます。
要は長さを半分にするつもりで。





半分に折った輪ゴムを、ヘッドのフタのリングに通します。





輪ゴムとSカンをつないで完了!


が、輪ゴムは半分の長さにしてもまだ長いので
この方法だとウィッグを着けないとフタがパカパカします…
もうちょっと短い輪ゴムを使った方がいいです!
私は手元に無かったので、パカパカに甘んじてます。笑




この加工のおかげで、ヘッドを取り外しての着せ替えができるようになりました!
デフォルトのままだと毎回ボディをバラす羽目になるところですから…
これで自作服にスナップやホックをつける手間が大分減ります。やった!!!


キライなんです…スナップつけ。笑






このカスタム、やり始める前はドキドキものでしたが、
やってみたら案外スイスイと進み、予想よりかなりカンタンに出来た気がします。
エステよりかは、全然楽なもんでした。思い切りって大切です!


以上、TFのヘッドを外しやすく!レポでした〜
お付き合いくださり、ありがとうございます!










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